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小さく試して確認すること

2016年5月28日

先日から文句ばかり書いているが、忘れないようにしっかり書き留めておきたい。

働きはじめてから知ったことだが、都道府県の試験研究は、基本的に3年計画で行われる。現地からの要望や行政施策に沿ったものがテーマとして設定され、方法などは各研究員が考えたものをもとに修正を繰り返して設計書というものが出来上がる。この設計書に沿って研究を行うわけであるが、3年目は実証(現地で使ってもらうための効果の再確認)を行うことも求められるため実質2年で結果を出さなければならない。

全く新しい栽培試験に取り組む上で大切なのは、いきなり圃場レベルで大規模に始めるのではなく、ポット試験などで「小さく試して現象を押さえておくこと」であると大学院時代の恩師が他の学生に強くおっしゃっていたのを覚えている。

設計書の完成が前年度の3月末である以上、1年目の前半は小さく試す期間として使いたいところである。しかし、作付時期が春の品目となると、1年目の圃場試験を諦めて小さく試すか、ぶっつけ本番で圃場試験を始めるかの二択になる。今の職場では後者が主流である。

大規模に始めてしまうことで起こる弊害は、農作業にとられる時間が大きくなり、細かい条件を変えて色々試すことができなくなることだと思う。

小さく試してキッチリ確認した上で規模を大きくすること。自分で計画をたてる場合は、小さな予備試験を1年目にたくさん行うことができる試験設計を心がけたい。

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  1. 伊藤聡 permalink
    2016年5月29日 9:16 AM

    私なら、とにかく検証法についても、郷に入っては郷に従って、以前の方法をとりあえず踏襲し、大きく始めることと、自分の流儀で小さく始めることの平行路線をとるかな。データはとらなあかんと、嘆きながらどこかやりたいようにやってるって思う。自分にしか見えないことも探りたいと思うのではないかなと思います。とにかく面白くなるようにやってると思います。頑張ってください。

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